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住まいと暮らしのお役立ちコラム

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漆喰とは【後編】
富沢建材株式会社
冨澤英一

漆喰の特徴と魅力

「家の造り様は夏をむねとすべし」 
吉田兼好「徒然草」より

高知 土佐漆喰
高知 土佐漆喰

 これは昔から、日本では開口の広い風通しの良い家が住みよいとされてきたことを表しています。冬の寒い時は囲炉裏や火鉢で暖をとり、着衣を重ねることで調節できます。しかし、夏の暑さを凌ぐのには手立てがなかったからです。
 木造建築が発達し襖と縁側も大切な機能を持っていました。壁もそうです。湿気を吸い、人と同じように呼吸するのが日本の壁でした。だからこそ、日本の家は味わい深く、大切な財産だったのです。自然と生きる術を日本の家は知っていたのです。
 漆喰の特徴の一つに優れた吸放湿性能があります。季節の変化に対応する優れもので、湿気が多い時には吸収して爽やかな室内環境を作ります。呼吸をしない新建材の住宅では、結露を起こしやすく、カビ、ダニの発生やアレルギーと言った非健康的な住環境に陥りがちです。新建材によっては火災時に有毒ガスを発生し死亡事故につながる例が後を絶ちません。
 漆喰は無機の材料で強いアルカリ性であり、カビも細菌も発生しにくく、また、万が一火災が起きても防火性があり、有毒ガスを発生しません。さらに、気になる家や台所の匂いも消臭効果を発揮し快適に過ごせます。押入れなどに必ず漆喰を塗ったのも先人の知恵で、その特徴を利用したものです。

 漆喰の表現の特徴としては白い壁で平に塗付るのが主流でしたが、凹凸模様や色を付けて楽しむ事も出来ます。手仕事で厚くも薄くも塗厚は自在で自由な表現が出来ます。そして、どんなに大きな面積の平面、曲面でも継ぎ目無しで仕上げる事が出来ます。無形のものから形を作り上げる喜びがあります。手を掛ければ掛けるほど人に優しい、愛着と質の高い仕上がりになります。新築、リフォームを問わず、ご家族でお好きなパターンの塗り付けを楽しんでみては如何でしょうか。素敵なデザインの壁が生まれることでしょう。

リフォーム
リフォーム
光る泥団子大津磨きという光る壁の技法から、現代版大津磨きを生み出し、それを利用して作られたもの。
光る泥団子:大津磨きという光る壁の技法から、現代版大津磨きを生み出し、それを利用して作られたもの。

 美しい漆喰壁に出会った時、思わず触りたくなります。「光」「影」「空気」を美しく感じ、心を満たすやすらぎと清潔感に包まれます。目に優しい質感と肌合いで、夏に触れるとひんやりとし、冬に触れるとぬくもりを感じます。その風合いはどんなに化学が進歩しても作り出すことは出来ないと思います。

 心と体が癒される自然素材の漆喰の家に住まう喜びを是非皆様に。

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プロフィール

富沢英一氏

創業以来の高品質な商品販売の経験を生かし、健康住宅、自然素材の建材を主体に営業を行う、自称「石灰と土のソムリエ」。全国の名工を招いて左官の伝統工法を学ぶ「土壁・漆喰技術講習会」を定期的に開催。左官の原点回帰を促し、自然素材の魅力を訴える活動を広く展開している。左官(とグルメ)のマニアックな話題が満載のblogも好評。

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