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住まいと暮らしのお役立ちコラム

【間取りの前にゾーニング】

 住まいづくりを始めるにあたって、参考になりそうな本を探したという方は多いと思います。そんなとき、「ゾーニング」という耳なれない用語を目にされたことがありませんか。ゾーニングは専門用語ですが、みなさんが間取りを考えるときはその前段階として自然にゾーニングをしていらっしゃいます。今回はこのゾーニングについてお話したいと思います。

●ゾーニングって何?

 ゾーニングについていろいろな本を読んでみると、大きく2つの考え方があることがわかりました。
 1つは、住まいの中の各スペースを目的や機能によっていくつかのグループにわけて、同じグループのスペースをなるべくまとめて配置するという考え方です。家族みんなで使うリビングやダイニングをパブリックゾーンとし、寝室や個室をこれに対するプライベートゾーンとします。また、洗面所や浴室など水回りはサービスゾーンとして考えます。そうして、これらの各ゾーンをなるべくまとめ、各ゾーンが複雑に入り組んだりしないように部屋を配置していきます。そのほうが人の動きに無駄がなく、家事やサービスなどが効率よくできるからです。


 3つのゾーンが図のように三角形の形でつながっていれば、プライベートゾーンとパブリックゾーンはお互いに干渉されることがなく、またどちらのゾーンもサービスゾーンに近いので便利です。
 ところが、暮らし方や部屋の使い方が変化して、はっきりとゾーンに分けられない部屋も出てきました。
 例えば、キッチンは本来はサービスゾーンとされていましたが、近頃増えてきたオープンキッチンはパブリックゾーンとしてリビングダイニングに組み込まれてしまっていますし、ダイニングキッチンも食事を重視すればパブリックゾーンとして考えたほうがよいことになりますね。
 また子ども室もプライベートゾーンとしてリビングから離れたところにとるよりも、むしろリビングとつなげて考えたいという方も多くなりました。
 このように、各室をゾーンごとに配置するよりも、どういう暮らしをしたいかで部屋の配置を決めるほうがよいプランニングができるようになり、近頃ではパブリックやプライベートの区別をあまり意識せずに、間取りに先立って住まい全体のおおまかな配置を考えることをゾーンニングと呼んでいるようです。

●まずは敷地全体のゾーニングから

 それでは住まい全体の大まかな配置を考えるうえで、いくつかのポイントをあげてみましょう。
 まずは敷地全体のゾーニングから始めます。敷地の中での建物の位置はどこがよいでしょうか。建物を考えてからそれを敷地の中心に置くのではなく、最初から道路や庭とのつながりを考えましょう。
 道路とのつながりから考えていくのは玄関やカーポートの位置です。そのほか敷地内には主庭や、サービスヤード、エアコンの室外機置き場なども必要です。
 そうすると日当たりや眺望を考えて、リビングやダイニングの位置の見当がついてきます。家族全員が共用するリビングやダイニングとそれにつながるキッチンをメインのスペースとして見当をつけるとそれにつながる水回りや通路が決まってきます。
 ここで、以前にもお話している「住まいのイメージづくり」ができていれば、自分たちがどんな暮らし方をしたいのか、そのためにはどこにどんなスペースがあればいいのかがわかり、ゾーニングもしやすくなります。

●立体のゾーニング

クリックすると拡大します。
 次に気をつけなければいけないのは階段の位置と上下階のつながりです。建物を立体で考えるということです。
 階段の位置は当然のことながら上下階で揃っていなくてはなりません。1階で都合がよい位置でも2階では具合が悪いこともあります。
 また、大まかな配置とはいえ、上下に重なっていい部屋と悪い部屋もあります。例えば音が気になる子ども室やトイレは高齢者の寝室の上にはもってこないほうがいいようです。
 

 このようにゾーニングが決まるといよいよ細かく間取りを決めていきます。ご自分で間取りを考えない方も、提案されたプランについて、まず大まかな部屋と部屋のつながりを考えるゾーンニングという作業を試してみてはいかがでしょう。そうすることによって、プランのコンセプトがはっきりし、間取りが読みやすくなることと思います。

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