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住まいと暮らしのお役立ちコラム

【どんなバスルームにしたい?】
-自分に合った浴室空間を考えよう-

 忙しい世の中だからでしょうか。最近、「バスルーム (浴室) を快適にしたい」という要望を多くうかがいます。お風呂の時間を重視する傾向にあり、そのスペースも広くなってきているようです。前回、「洗面室」についてご紹介しましたが、引き続き、洗面室と関連の深い「バスルーム」について考えていきたいと思います。

●心も体も裸になる場所

 「お風呂」は皆さんにとってどのようなものでしょうか。人それぞれだと思いますが、単に「体の汚れをおとす」という機能的な意味合いだけではない方も多いと思います。お風呂は、体の汚れだけでなく、心の汚れをも落とす場所、つまり「日常生活で疲れた心身をリセットする場」ではないでしょうか?人間はもともと動物としては変わり種の二足歩行で生活しています。そのせいか裸になって楽な姿勢で水に浮くことは先祖や母体への回帰にもつながり、心身ともにリラックスしやすい環境なのかもしれませんね。

●自分に合ったバスルーム空間とは

 日々の疲れを癒し、真からリラックスできる空間‐。これはおそらく多くの人がバスルームへ求めるものでしょう。「リラックス」が一つのキーワードだと思いますが、家族形態によっては他にもさまざまな意味があると思います。子供が小さい家庭では、お子さんと一緒にお風呂に入るというコミュニケーションの場だったりするでしょう。また、時には家の中で家族に邪魔されず一人きりになりたいもの。バスルームを一人になれる場として、静けさやプライベート感を重視する場合もあるでしょう。
 このように、自分たちが「お風呂でどう過ごしたいのか」を見据えてみると、さまざまなアイデアが生まれてくると思います。ぜひご家族で話し合ってみてください。

●バスルームを計画する上でのポイント

 自分の生活に合ったバスルームのイメージがわいてきたら、実際に計画する上でのポイントを整理していきましょう。設計者として、よく聞く施主の方の要望と設計例をいくつかご紹介します。

●家の中の配置

 あらゆる生活動線を検証しつつ、家の中のどの位置にバスルームを配置するか考えてみましょう。バスルームでは「外からの目線」とともに「バスルームから見えるもの (バスルームからの目線)」を意識することもポイントです。

・寝室のそばに配置する
ホテルの部屋はベッドルームと水回りが近くて快適ですね。お風呂で暖まった後すぐベッドに入りたい、下着や裸などの寛いだ姿で気兼ねなく寝室へ移動したい、と希望される方が多く、バスルームを寝室のそばに配置することがよくあります。

・屋外へ開く
「リゾートのように、屋外やテラスに開放したバスルームにしたい」という要望もよく聞きます。でも実際には外からの目線が気になって実現が難しいところです。そういう場合には、バスルーム専用の坪庭を設けるのも有効です。バスルームから見えるものを意識し、緑が眺められたり、月をあおぎ見れたり…小さなスペースでも自然を感じられ、心身のリラックスにつながると思います。窓を開け、心地良い風を感じながらのバスタイムは格別です。

・LDKやユーティリティなど、生活空間のそばに配置する
キッチンなどの近くに省スペースでまとめたい場合など、メインの生活時間を過ごす場に近い位置にバスルームを配置することも多いようです。

●広さ

・バスタブのサイズ
「足を伸ばしてお風呂に入りたい」という要望も多く、バスタブの長さは重要なポイントです。一般的には長さ1300~1400mm程度のものが多いですが、男性が足を伸ばして入りたいとなるともっと長いサイズが必要となります。ただ、長さに関してはバスタブの背中部分の傾斜によって同じ寸法でも感じ方が異なりますので、バスタブを選ぶ際は、カタログで決めるのではなく、ショールームで大きさを体感することをお薦めします。必要以上に大きいバスタブは落ち着かず不安を感じるものです。男性と女性では体の大きさが違い、感じ方がかなり異なるようですので、なるべく家族皆で体感してください。また、一人で入るのか、複数で入ることも考慮するのかでも変わってきます。

・洗い場の幅
ちぢこまることなく体を洗いたいですし、バスルームでマッサージやストレッチをする人もいますね。洗い場の幅は90cm程度は確保したいところです。また、お子さんと一緒に入る、高齢の親を介護しながらお風呂に入れる等の場合には、より幅があると望ましいでしょう。

 なお、戸建住宅では設計の可能性が広がりますが、マンションの場合は広さや配置に制約があり、窓が無いこともほとんどです。でも、そんな状況でも、鏡やガラスを利用して広がりをつくる、居室との間に小窓を設けて視覚的な開放感や風の通り道をつくる等のさまざまな工夫をすることで、より豊かなバスルームをつくることが可能です。自分でできるちょっとした工夫も楽しいと思います。たとえばアロマキャンドルを灯し、音楽を聴くというのも優雅ですし、照明を工夫して水本来の色や揺らぎを楽しむのもいいですね。バスタイムを色々楽しんでみてください。
 
 次回は、バスルームを快適に維持していくためにどうしたらいいか、設備面・機能面などからも考えていきたいと思います。

[住まいのナビゲーター 村上 春奈]
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