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住まいと暮らしのお役立ちコラム

【身近な寸法の話】


 寸法、と聞くと皆さんはどのようなことを思い浮かべますか?
 靴、洋服、テーブル、イス、冷蔵庫、洗濯機・・・さまざまなものに寸法はあります。それらの置き場所を考えたり、身につけることで寸法を意識される機会があるのではないでしょうか。このコラムではダイニングテーブルという一つの家具を例にして、暮らしと寸法のお話をしたいと思います。
 Aさんは最近ダイニングテーブルの脚が折れてしまい、インテリアショップへ買いに行くことにしました。出かける前に専門書を読み、食卓に必要な1人あたりの幅は60cm、奥行きは40cmと知り、4人家族のAさんは早速120cm×80cmのテーブルを探し始めました。
 お目当ての寸法で部屋に合う素材や色のテーブルを見つけ、Aさんは大満足でテーブルの到着を待っていました。
 しかし、届いてみると何か使いづらい。せっかくちょうどよいと思われる寸法のものを買ったのに・・・

●なぜ使いづらいのでしょうか?


 さて、どうして使いづらいという印象をAさんは持ったのでしょうか。
 理由としては、
 
  (1) 自分の体に合わない
  (2) 空間に合わない
  (3) 同じ空間にある他の家具と合わない
  (4) 高さが合わない
  (5) 目的に合わない

などといったことが考えられます。
 先程挙げた、一人当たり幅60cm、奥行き40cmという数字に問題があるのではありません。食事をする上でこの数字は、食器が並ぶスペースと、隣の人と肘がぶつからないで食事ができることを考慮し計算された「目安」となる寸法です。
 しかし、「目安」となる寸法と「快適な」寸法が同じとは限りません。個人個人の体格の違い、そして家具を置く部屋の広さや既に置いてある他の家具との兼ね合い等も考えなければいけません。また、椅子とのかかわりなど、高さという寸法も見逃せない重要なポイントとなります。

  では (5) の目的とはどういうことでしょうか?ダイニングテーブルはもちろん食事をするところですが、それ以外にも様々な目的で使うことがあります。例えばお子さんがそこで宿題をしたり、ご主人が仕事を家に持ち帰りノートパソコンで作業したり、はたまたAさん自身、アイロンがけをしたり、娘と趣味のフラワーアレンジメントをしたり・・・


 考えてみるとダイニングテーブルは食事という行為だけでなく、さまざまな目的で使われ、それを行うのに必要な寸法のことも考えなければいけません。
Aさん家族の暮らしに合った寸法のダイニングテーブルが、Aさん家族にぴったり合った使いやすいと感じるテーブルなのです。

●自分に合った寸法を知るには


 しかし、様々な目的に合った寸法を考えることが大切だと判ったものの、その寸法がいくつなのかすぐ決まる、といったものではありません。
 ですので、普段から「寸法」というものを意識して、身近なものにしてみましょう。

  例えば行きつけのカフェのテーブル。
 食事するにもリラックスできるし、レポートを書くにも資料をゆったり広げられてとても便利。話をしても適度の距離だしとても気に入っている。
 このような快適な寸法を見つけたとき、どのくらいの幅?奥行き?高さ?か測ってみましょう。しかしいつもメジャーを持っているとは限りません。
 そのときに、設計などにも用いられる、身長を基準にした「人体寸法」を参考にしてみましょう。目安ではありますが、これを使えばある程度その寸法を推し量ることが出来ます。
 また、それ以外にも自分の体のパーツを「ものさし」として使ってみましょう。例えば手の平をいっぱい広げて親指から小指の先まで何cmありますか?肘から指先まで何cmありますか?人差し指の第一関節は何cm?・・・
 こういった寸法を測って覚えておけば、いざというとき「ものさし」として使え、とても参考になります。そうやって日常生活の中からさまざまな快適寸法を集めておくと、必要な機会が来たときに活用することができますね。
イラストをクリックすると拡大します。

 さて、ダイニングテーブルを例に挙げ快適な寸法を知ることの大切さやその方法をお話してきましたが、このことは他にも椅子、カップボード等家具に留まらず、空間の大きさなど家の中のあちこちにも言えることです。
 ものには標準の寸法があり、それはある用途を考えたときに必要とされる平均的な寸法を考え割り出されたもので、大変参考になるものです。しかし、実際それを使う一人一人の暮らし方や個性の違いがあることも忘れず考えてください。
 そしてさまざまな場所で普段から快適な寸法を測る習慣をつけ、身近に感じ培った自分のためだけの「MY快適寸法」を知り、家具を選んだり、家の中で置く場所を考えたりする際に利用してみてください。


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