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【住まいの疑似体験を増やそう!】

~役立つお家拝見のススメ~

 皆さんは、これまで何軒ぐらいの住まいを中まで入って見たことがありますか?住宅やインテリアに関心を持っている方でも、他人の家を見る機会は案外少ないもの。更に、使い勝手や居心地が分かるように動いたり使ったり、長く留まったり泊まったりしたことのある家は、かなり少ないと思います。

 住まいづくりを考え始めると、自分たちがとても限られた住まいでの暮らししか知らないことに気がつくことがあります。今回は、そんな不安や気後れを補う住まいの疑似体験の方法、参考に家を見るときのポイントなどについて、少しお話したいと思います。体験不足はどのように補えるのでしょうか?

圧倒的に乏しい住まいの体験

 皆さんは、実際に生活したことのある家が何軒ぐらいありますか?自分の生まれ育った家、祖父母や親戚の家、社宅や赴任先の家、友人の家や別荘・・・。住まいづくりナビセンターでお客さまのお話を伺っていると、例えば戸建ての住まいづくりを考えている方でも「実際に住んだことのある戸建ては実家だけ」と言う方が多くいらっしゃいます。同じ戸建てとは言え、立地や周辺環境、規模や住み手の背景などが異なる家では、自分たちの住まいづくりの参考にはならないことも・・・。いざ!と住まいづくりを具体的に考え始めて、はたと自分のイメージする家の姿に行き詰る方もいらっしゃいます。
 衣食住と言われる中、食べることや着ることに比べ住むことの経験・試行や学習の機会は豊かとはいえません。このところ『食育』と同じように『住育』と言う言葉も耳にするようにはなりましたが、多くの場合、自身の住まいづくりに直面して初めて、家と暮らしのことを真剣に考える方が多いと思います。もう少し、家族ぐるみでお互いの家を行き来する機会が増えれば、『住育』の場面も増えていくと思うのですが、時間に余裕のない暮らしや住宅事情を考えると仕方のないこととは思います。

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住まいの体験が乏しいと、自分のイメージする家の姿に行き詰まることも・・・。/親戚の家や友だちの家など、住まいの体験が豊富な人はイメージも豊かに。

疑似体験の方法

 日頃のお付き合いにも疑似体験の機会は転がっているのですが、住まいづくりに直面して当施設にいらしたお客さまには、こんなことをお勧めしています。
 ひとつは、書籍や雑誌による情報収集です。はじめはなるべく広く色々な考え方やイメージを知ることが出来るよう、図書館や当施設の図書コーナーなどまとまった資料が見られる場所を利用することをお勧めします。また、住宅雑誌や具体的な事例集などの書籍を見る際には、写真や図面などのビジュアルの情報だけでなく、文章の中で語られている暮らしや嗜好・考え方などにもぜひ注目しましょう。絵本の中にも、意外に暮らしと形のイメージを豊かに伝えているものがあります。
 この本のこれと同じ様に!・・・と思うものを探すのではなく、納得できる考え方、共感できる暮らしと家のかたちなどについて、気づいたり整理したりするために利用すると良いでしょう。
 もうひとつは実際の建物を見ることです。モデルハウスや住宅展示場を思い浮かべる方が多いと思いますが、「実際の家」が良いでしょう。例えば、土地探しをしている時に併せて中古住宅や建売住宅の事例などもみせてもらう。工務店や設計事務所のオープンハウスや住宅メーカーの街角展示場などもあります。ガランとしていて暮らしのイメージは十分に沸いてこないかもしれませんが、現実の土地との関係や実際に自分が動き回って室内外を体験できるのは良い経験です。他に、各地で記念館や博物館となっている住宅もあります。そのひとつ、「江戸東京たてもの園」にある近代住宅については、住まいづくりナビセンターの企画として、「家づくりに必要な感覚の見つけかた」〜入門編&体験編〜 と題して、セミナーと見学会をセットで行っています。次回開催予定は、11月28日(土)なので、紅葉の見頃を期待したいと思っています。皆さんのご参加をお待ちしております。

見るときのポイント・・・!

 実際の建物を見るときも、書籍などの時と同じく、自分がそっくり参考にするものを探すつもりで見てはいけません。まず、「第一印象をどう感じたか?」を留めましょう。(出来れば後でその理由がなぜだったのかも考えてみてください。)それから、実際の生活を想像しながら動いてみましょう。それぞれの場所に立ったり座ったりした時に見える景色、部屋同士の関係、動きやすさなど良いと思うこと、反対に気になったことをなどをチェックしましょう。
 そして、実際にそこでの暮らしのイメージを思い描いてみてください。その家にあう家族構成でも自分たち家族でイメージしてみても構いません。自分たちの家に取り入れたいコンセプトやイメージがあれば、チェックしましょう。大切なのは、実際に暮らす姿をきちんと想像してみることです。

 建物を見て、自分の住まいにどう取り入れると良いかは、プロの解説があったほうがより明確になりますが、余計な解説が率直な感想の邪魔をする場合もあります。日頃から家とかかわることや、色々な家を見ることで、自身のアンテナの感度を上げられると良いのではないでしょうか。
 せっかくの住まいづくりですから、家族で疑似体験を共有しながら、楽しく住まいづくりを進めていきたいですね。

江戸東京たてもの園の近代住宅
田園調布の家(大川邸)
田園調布の家(大川邸)
小出邸
小出邸
常盤台写真場
常盤台写真場
前川國男邸
前川國男邸
[江戸東京たてもの園]
江戸東京博物館の分館として、1993年に都立小金井公園の一画に建設されました。現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承する事を目指す施設です。

[住まいのナビゲーター 村上 まみ]

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