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住まいと暮らしのお役立ちコラム

【住育「コミュニケーション」】

 親も子も忙しい毎日の中で家族といえども触れ合う時間はどんどん少なくなり、意識して作らなければ1週間ほとんどまともな会話がなかったということにもなりかねない時代です。
 家庭内のコミュニケーション度を高めるのは何よりも家族同士の思いと努力によるもので、住まいがよければコミュニケーションもうまくいくというものではありません。しかし、住まいがそのお手伝いをすることはできます。どんな住まいにするとよいのか、それを考え工夫していくことが住まい方をワンランクアップさせることになるのです。
 例えば、大きな食卓を用意しておくと、皆が自然とそこに集まって何やかやしたくなるとか、新築時に子供部屋をリビングルームを通っていくような間取りにするなどいろいろな工夫の仕方があります。もう一歩、積極的にコミュニケーションを図るためにはどんなことが考えられるでしょうか。
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●きっかけをつくる。

 もし玄関から続く少し長めの廊下があれば、その壁を展示空間として考え、額に入れた子供の絵を5,6点飾ってみましょう。なかなか立派なギャラリーになります。絵を選び、額に入れるところから子供と一緒にやってみて下さい。そのギャラリーには時にはお父さんの撮った写真が飾られることもあるかもしれませんね。
 お互いのしていることに関心を持ち、それについて言葉を交わすというコミュニケーションのきっかけをつくる一つの工夫です。

●一緒に手や体を動かして何かをつくる

 共同して何かを作っていくということは楽しいものですし、共通の話題が各段に増える上に、完成したときには、充実した気分を味わえるというおまけも付きます。そのために使えるちょっとした場所が住まいの中にあらかじめ用意してあると、億劫にならずに行動を起こしやすいものです。キッチンをアイランド型にして、たまの休みにはみんなでキッチンを囲んでごはんを作る。庭に小さな菜園を作って一緒に種をまき、水をやり、草取りをし、収穫して食卓にのせる。大きなジグゾーパズルをする為の専用のテーブルを用意しておく。ほかにも各家庭でさまざまなことが考えられるでしょう。その作業をみんなでするためにはどういう場所が必要なのか、またその場所をどのように維持していくのか、楽しみながら少しづつ整えていったらよいと思います。
 
 ところで、コミュニケーション度を高めるとはいっても現代の私たちはあまりべったりの関係では少々つらいものがあります。各家庭でそれぞれの適切な距離感というものがあると思いますが、基本は各人が息苦しくならない付き合い方を自然とみつけていくことになるのでしょう。住まい方の工夫でよく言われるのが「斜めの関係」です。

●気楽なコミュニケーション・「斜めの関係」

 人と座って雑談をするとき、対面に座ってまっすぐ向かい合うよりも斜めに向かい合う格好で座った方が緊張感が弱まり、より親密で友好的な雰囲気がうまれます。そこで居間にソファを置くときには、2つのソファを向かい合わせて置くよりも、L字型に並べて置いて気楽なコミュニケーションの場を作ります。
 2世帯住宅では尚更、斜めの関係を取り入れた間取りを考えておくと、自然で気楽なコミュニケーションが取り易くなるのではないでしょうか。それぞれの世帯の窓がテラスなどを挟んで面と向かい合っているよりは、斜めに面していた方がプライバシーも保ちながらそれとなく気配もわかる関係がつくれます。
 住まいの中で、コミュニケーションを取り易くするには、少し斜めの角度で座る位置や部屋の位置を考えるのがコツです。
 
 家族の間の会話が無理なく自然に増えていくように、まずは何か楽しいことを考え実行してみる。そしてそのために部屋をどう使いたいかを考え、少しづつでも使いやすいように工夫する。そんな日常の積み重ねによっても、住まいは私たち自身のものになっていきます。

[住まいのナビゲーター 三坂 ゆう子]

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