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住まいと暮らしのお役立ちコラム

【「住育」子供】

 あけましておめでとうございます。
 新しい年を迎え、次世代を担う子供たちにプレゼントできるといいなと感じていることを少しお話したいと思います。
 
 今までの日本の住宅は平均寿命25年ともいわれる使い捨てと同様な状況にありましたが、その状況が地球環境にも、身近な住環境にも決して良いことではないと反省されるようになり、これからは長持ちする住宅を子孫のために残していこうという考えがようやく育ってきました。
 住まいは人の生活にとって基本となるべきところです。住まいも環境も、じっくり時間をかけて私たち自らの力でより良い物にしていく必要があるのではないでしょうか。もっと自分たちの住まいや、周りの環境に目を向け、愛着を持って大切にしていく、そして、その気持ちを次世代の子供たちに伝えていく、これが「住育」の根本にある考え方だと思います。

 今の私たちに求められていることは、私たちの住まいを、豊かで魅力的なものとして作り上げ、育てていくこと。そして、そのこと自体を楽しみ、住まいをどう変えていくかプランをもつこと。次にその気持ちを子供や、孫の世代に伝えていくことだと思います。私たちがまず、学び、考え、実践していくことを次世代の子供たちがみています。
 
 では、住まいを豊かで魅力あるものとして何をどう考えていけばよいのでしょうか。
 まずは、できるところから始めていきましょう。

●季節の行事を楽しむ

 お正月や雛祭り、お月見など私たちは様々な行事を持っています。昔から私たちはその行事ごとに部屋を清め、様々な飾り付けをして楽しんできました。ほかにも家族の誕生日や入学、卒業のお祝いなど家族特有の行事もあります。我が家でも季節の行事を楽しむためにいろいろな企画を立て、その準備を整えてみましょう。その際にどのような空間をどのように使ったらよいか考えてみてください。
 例えば、お正月。床の間はないけれど、低いタンスの上をきれいに片付けて飾り付けをするとか、いつもはカレンダーなどがかかっている壁にお正月の雰囲気を盛り上げるような額縁をかけてみるなど。どうしたら素敵なコーナーができるか頭を絞って考えてみましょう。
 誕生日のパーティーにしても、大きめのテーブルをきれいに整え、ペンダントライトでその上だけを明るくするように工夫すれば日常の様々な雑物が背後に隠れて、楽しい雰囲気がつくりだせます。何度もやっていくうちに部屋をどう使いこなしていくのか、どんなコーナーがほしいのかがだんだんとみえてくることでしょう。
 親が工夫して楽しく行事を作り出していくことは子供にとってすばらしい住まい教育になります。子供は自分自身で体験することで様々に知恵や感性を伸ばしていくことができるのですから。

●手入れをする

 季節の行事を楽しめるようになると、その前に住まいの掃除や修理もきちんとやっておきたいと思えるようになります。普段のお掃除のお手伝いは嫌がる子供たちも、お正月を迎える準備としての大掃除は何か浮き浮きとするものがあり、熱心に手伝ってくれるものです。ただ漫然とメンテナンスを考えるのではなく、何か楽しいことを迎える準備として今、直しておこう、きれいにしておこうと思うとメンテナンスもあまり億劫でなくなるのではないでしょうか。


●庭に木を植える


 庭の木々は年月がたつごとに育って立派になり、家や町並みに風格を与えてくれます。子供の小学校入学などの節目に家族で何かの苗木を植えてみてはどうでしょう。毎年大きくなっていく木を見ているのは楽しみですし、子供が中学校に入るころには2階の窓にまで枝が届くようになり、花や実を楽しんだりできるようになるかもしれません。木の生長と自分の成長が重なり合って、子供にとっても家全体が自分達のものという思いが育くまれることと思います。
 
 このように、少しずつ思いや愛情をかけて家を守っていこうと親が実践しているのを子供たちは無意識にみています。そしていつかそれが大切な思い出と結びついていき、家を大事に思う心を育てていきます。
 
 もしあなたがこれから家をつくる立場にいる方なら、新しい家は子供や孫の世代にまで伝えられるものを建てていただきたいと思います。まずは構造がしっかりして、湿気の多い日本の風土でも長持ちするような、通気をよくすることを大事に考えてください。内部の作りは将来、大きな空間にもリフォームできるような間取りとしておくことがよいでしょう。また、設備の更新にも適応しやすいつくりにしておくと万全です。そしてあなた自身の知恵でその家を楽しく住みこなしていき、その家と知恵を次世代へ伝えていくことが、子供たちへの素晴らしいプレゼントになるのではないでしょうか。

[住まいのナビゲーター 三坂 ゆう子]

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