暮らしを彩る庭からの恵み~庭の役割 その3
- 2021年7月6日
- ナビコラム
注記:執筆は6月中旬です
6月は、初夏のようなお天気が続いていますね。そろそろ、梅雨入りでしょうか。我が家の庭には紫陽花も咲いて、恵みの雨を待っているところです。
このコラムが掲載される頃には、夏本番!といったところでしょうか。
草木は、夏に備えて水揚の季節。水を多く吸い上げるので、木の伐採はしません。新芽が次々と芽吹き、新緑の美しい季節。
そのような時期に、実を付ける植物もあります。ブルーベリーの木は花を咲かせながら、次々と、実らせます。
まだ、収穫できるまでには時間がかかりますが、青い実の先にはピンク色の花の名残が。
草花として、見た目にも可愛らしく、楽しむことができます。
庭で草花や草木を育てるということは、実のなる時期も楽しみがあるということです。
前回のコラムでも、さくらんぼの収穫を掲載しましたが、初春から秋にかけて、自然からの恵みをいただくことができます。
プランターで簡単に育てることができるのが、イチゴやパセリなどのハーブ類。日当たりを好みますので、ベランダに置くことができれば、長い期間、何度も収穫ができます。
ベランダや庭から収穫してきた果物や野菜はキッチンへ。
5年前に、母が使いやすいようにダイニングキッチンを部屋の大きさを変えずに、床壁などの内装、家具配置を変えるプチリフォームを行いました。
イタリアンパセリの花を摘んで、ハンバーグに練りこんで。イチゴは、ジェラードに。お野菜はパンにはさんで、食卓へ。
広々と、明るくなったキッチンで、料理も楽しくなります。
作ることの楽しみがあるので、食することができる草花や家庭菜園に力が入ります。
暮らしと住まい、家と庭は一体で考えることが大切ですね。
住まいのナビゲーター
一級建築士 小林 輝子
次回のナビコラムは
住まいのナビゲーター 亀井 真理さんの「暮らしに色を取り入れてみませんか? その6」です。
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