基礎工事から完成まで、自分の目で確かめる
工事が始まったら現場に足を運んで、自分の目で確かめるようにしましょう。
特に工事が進むと隠れて見えなくなってしまうところ、例えば基礎や壁の中の様子などは、工事の途中でしか見ることができません。工事現場を見て疑問に思うことがあったら、現場の窓口である現場監督者または設計者に聞いてみましょう。
施工現場の進み方
実際の工事はもちろん、地鎮祭や上棟式、公的な検査など、現場で行われることはさまざま。施工の進み方とともに、行事・祭事なども合わせて把握しておきましょう。
現場でのチェックポイント
- 施工前
- Check Point
- 解体範囲の確認(解体工事当日/既存の建物や植栽などがある場合)
- 建物の配置を確認(地縄張りの日)
- 基礎工事
- Check Point
- 基礎を見る(コンクリート打設前)
- 躯体工事
- Check Point
- 骨組み、構造躯体の確認(上棟の当日)
- 床の高さや段差有無の確認(上棟の当日)
- 躯体の処理の確認(木造:防腐防蟻処理など)
- 発注前に取り付け設備の確認(サイズ、色、デザインなど)
- 内装工事・外装工事などの仕上げ関係
- Check
Point
- 木工事の最終チェック(内装工事に入る前)
- コンセント、各種スイッチの位置、高さの確認(内壁にボード類を張る前)
- 照明器具の種類と取り付け位置の確認(天井や内壁にボード類を張る前)
- 躯体と開口の高さ位置関係、照明器具、カーテンボックスなど
補強が必要な場合の補強の有無 および
取り付け位置などの確認(天井や内壁にボード類を張る前) - 空調の配管の確認
- ペンキやタイル目地など現場で仕上げる部分の色決め
- 手すりの高さ
- システムキッチンの高さ
- その他の現場合せ
- 工事終了前後
- Check Point
- 施主検査および手直し工事の確認
現場に行くときの服装と持ち物