家づくりに必要な感覚を見つけよう!
- 2016年3月31日
3月ももう終わり間近。新年度・新学期を迎える準備はお進みでしょうか?
連日、桜の開花情報が更新されていますね。今年はどこにお花見に行こうかなぁと思案中です。
さて先週の土曜日、「家づくりに必要な感覚のみつけ方~イメージする力をつけよう~」を江戸東京たてもの園にて実施して参りました。タイトルにもありますように「家づくりに必要な感覚」をお勉強して頂くものなのですが、さて「家づくりに必要な感覚」って何でしょうか??これが正解!というものがあるわけではないのですが、家づくりをこれから進めていかれる方にはぜひ身につけて頂きたい事、ポイントとなる事をお話しさせていただいています。
午前中はセミナーでまずはお勉強。
講師は住まいのナビゲーターで一級建築士の松本亜古さんです。
自分の事を知る力、依頼先に自分の事を伝える力、間取りをみる力、この3つのポイントについてお話しています。“自分の事を知る力”をトレーニングする為のひとつの方法として、「身体尺」の使い方をお知らせしています。自分が心地よいと感じる寸法に出会った際にすぐ測る事ができますから、メジャーがなくてもなんとなくの寸法を知ることができます。家具屋さんに行ったとき、カフェでお茶をしている時、座った椅子の高さが良いなぁと思ったらチャチャっと測ることができますから手軽に自分のお気に入り寸法をしることができます。そういった寸法の蓄積を重ねることで、自分が心地よいと感じる寸法を感じ取って頂きたいと思っています。
お昼ごはんをみんなで食べてから、いざ園内へ!
今回はありがたいことに満員御礼となりましたので、2班体制で見学です。講師は住まいのナビゲーターで一級建築士の中野健さんと、午前に引き続き松本さんです。
たてもの園には現在30棟の建物が移築・復元されています。 その中でも、比較的近代に建てられた4棟の住宅を午後は見学します。 午前中のお話の中で、見学する住宅の平面図を見て頂き、どこが気持ちよさそうな場所なのか、困りそうな場所なのか、いろいろ想像して頂いてチェックをし、午後は それを元に実際に体験して頂きますが…なかなか思った通りの空間が広がっていないという方が多いです。 平面図は比較的チラシなどで見慣れているかとは思いますが、あくまでも平面の情報しか載っていません。高さ関係が全然わかりませんよね。依頼先から平面図しか出て来なかったら、必ず高さの事を聞くか「断面図」や「展開図」を見せてもらうようにしましょう。
4棟を見学し終えてからは、皆さんには感想をお話し頂いています。 皆さん午前中のお話を踏まえ、しっかりと御見学頂けたようで、住まいに対する想いや御自分が心地良かったと思うポイントをお話下さいました。
次回は5月15日開催です!皆様のご参加、お待ちしております。
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